保育所での子どもや保護者への関り方は、とてもカウンセリング的だと思います。保護者の方は、忙しく働きながらも家事や育児も頑張っていて、毎日が精いっぱい・・・毎日穏やかな日が続けば良いのですが、なかなかそうはいきません。
子どものこと、家族のこと、仕事のこと、いろんな人との人間関係などに不安を感じたり、イライラしたり、時には苦しかったり、心折れそうになったりすることがあります。
そんな保護者の方を見ていて、そっと声をかけているうちに相談を受けることが度々ありました。
誰にも言えなかったご自分の苦しさを吐き出して共感してもらうことで、表情が緩み笑顔で仕事に行かれたり、お子さんの手を引いて帰っていかれたりする姿を何度も見送ったものでした。
保護者の中には、精神的疾患を抱えられた方や、その傾向がある方もおられます。そんな方と関わっていく中で、保育士がよく行っている傾聴的な聞き方をすると病気に影響を与える場合があります。
<傾聴>は、相手の立場に立って、相手の気持ちに共感しながら理解しようとします。これは保育士のスキルの中でも大事なスキルなのですが・・・私はこの傾聴で、知らなかった故の失敗談があります。
これがきっかけとなり、心理学について深く学び、その延長でカウンセリング・コーチングの資格を取ることに繋がっていきました。
カウンセリングスキルと言えば様々にありますが、日ごろから保育の中で、使っているものが多くあったことに学びの過程で気が付きました。
1時間 | 2時間 | |
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一般 | 15,000円 | 30,000円 |
ピアノレッスン生 | 10,000円 | 20,000円 |
知らず知らずのうちに使っていた
スキルを知識として知った時、
自分の中で深く納得できるような
感覚がありました。