「行ってみる!?」と親に連れられて
門をくぐった4歳の音楽教室が、
私と音楽の出会いの場所でした。
そこは、当時の私にとって自由で楽しすぎる場所でした。
それから、学生時代はエレクトーンにはまって没頭。
エレクトーンの講師免許を取得しましたが、
中学時代に出会った自分で弾くピアノの世界に
どんどん惹きつけられていきました。
保育士という仕事柄、独学でピアノを続けていましたが、
いつの頃からか「どう弾いたらいいんだろう?」という
行き詰まりも感じていました。
2002年、本屋さんのBGMでたまたま耳にした
ピアノの音色に魅了され、
ピアニスト、作編曲家 上田浩司氏の門下に入り、
今までとは違う音楽の世界の心地よさに出会いました。
それからというもの、ピアノを弾くことがより一層楽しくなり、
保育園では自身の保育スタイルの幅が広がりましたし、
趣味では弾きたい曲を気持ちよく弾けるようになりました。
音楽を通じてクラスの子どもたちの心と私の心がつながり
(もちろん、ピアノを弾くだけで
心と心がつながっていった訳ではありませんが・・・)
日々の活動や定期的な行事を経験していく度に、
どんどん成長していく子どもたちと
一緒に紡ぎだす時間が、無性に楽しかったのです。
現役保育士の頃はもちろん苦しいことがたくさんありましたが、
子どもたちが見せてくれる笑顔に癒されながら、
子どもたちの成長に励まされながら、
35年という長い間続けることができたのだと思います。
私の保育スタイルの中心には、
いつも音楽がありました。
いろいろな行事、一日の流れの中、主活動の中で
どう音楽やピアノを使っていくのが効果的か?
その中で、子どもたちの中に何が育ったのか?
子どもたちの発達の保障はできたのか?
試行錯誤を繰り返していく中で、
いつしか私らしい「保育スタイル」ができあがっていきました。
ピアノの魅力です。
お久しぶりの方も、初めての方も、
保育ピアノでお悩みの方も、
ぜひご一緒にピアノと
素敵な時間を過ごしてみませんか。