「楽譜が読めない」「指が思うように動かない」
そんな不安を感じている大人のピアノ初心者の方は、とても多いです。
教室へお問合せいただいた時に、
最初におっしゃる言葉で、一番多いのは・・・
「実は楽譜が読めないんです。」
「とても年齢がいっているんです。」
そして、「指が動かないと思うんです。」
なのです。
「ピアノ、気になるんですけど・・・」
「弾けたらいいんですけど・・・」
という言葉とセットのように、
みなさん同じように、口にされる言葉です。
「楽譜を読むこと」も、「指を動かすこと」も、
日頃から触れているからこそ、少しずつ慣れていくものです。
教室での大人の方でも、お子さんでも、
そこは本当に同じだなぁと感じています。
ピアノに興味があるのに、一歩踏み出せない。
それは意志が弱いからでも、向いていないからでもありません。
多くの方が、同じように迷い、同じところで立ち止まっています。
教室に来られる方の多くが、
ご自分の夢や願いと一緒に、
それと同じくらいかそれ以上の大きな不安を、
胸の中に抱えていらっしゃいます。
今回のブログでは、
「楽譜が読めない」「指が動かない」と
不安を感じている方にこそ知ってほしいことを、
ゆっくりお話ししていきますね。
🍃「楽譜が読めない」のは能力なの?
私たちは、毎日文字を見たり読んだりして普通に生活しています。
文字を目にしない日は、たぶんないのではないでしょうか。
では、楽譜は毎日見ているでしょうか?
音楽の何かしら活動をしていたり、習ったりしている方には、
毎日繰り返される習慣だと思います。
そうではない人には、音楽を聴くくらいでは
楽譜を読むことはおそらくありません。
これは、「読めない」のではなく、
「読む経験がない」「読む習慣がない」だけなのだと思います。
言葉でも知らない言葉は、読み方も意味もよく分かりません。
子どもも大人の方も、みなさん最初は同じところでつまずきます。
「楽譜が読める人」も、最初はみんなそこから始まっています。
読む経験を重ねていく中で、自然と読めるようになっていくのだと思います。
🍃「指が動かない」のは普通のこと?
普段の生活で、
ご飯を作って食べて、歯磨きをして、お風呂に入って、お化粧をして・・・
指が動かなくて困ることは、あまりありませんよね。
だからこそ、ピアノを弾き始めたときに
「あれ?動かない」と感じてしまうのだと思います。
でも「指が動かない」のは自然なことなのです。
そして、これもまた子どもも大人の方も同じなのです。
生活の中で、一本一本の指をバラバラに動かしたり、
違うリズムで左右の指が別々の動きをすることはないですよね。
「指が動かない」は、
極度に緊張した時に、まるでロボットのように右手と右足が同時に出て、
カクカクとぎこちなく動く感じだと思うのです。
体の緊張が取れて、
新しい体の動きを徐々に体が覚え馴染んでいくと、
自然と感覚的に変わっていきます。
教室に初めて来られた生徒さんに、弾いていただく曲があります。
楽譜を一緒に読みながら、一緒に弾きながら、一音一音確認していきます。
そのお顔は、最初硬くて難しい表情です。
短くてやさしい一曲ですが、最後まで終わると一人で弾いていただきます。
弾き終わった瞬間の生徒さんの表情は、輝くような笑顔にいつも変わります。
私にとっても、とても嬉しい瞬間です。
「私にも弾けたんですね!」と生徒さんの声は、弾んで晴れやかです。
みなさんの中にある不安は、
ピアノを心地よく奏でたいという夢や願いが真剣だからこそ、
生まれてきたものなのではないかと思います。
その不安は、風が吹いてサッと雲が晴れていくように
なくなるものではないかもしれません。
でも、いつかは消えていくものではないでしょうか?
不安なままで、レッスンに来られる方もたくさんいらっしゃいます。
でも、いつの間にか
「そういえば、あの不安はどこへ行ったのかな」
そんなふうに話してくださることもあります。
教室には、
「子どもの頃に少しだけ習っていたんです」
「昔、途中でやめてしまって…」
そんなお話をしてくださる大人の方もいらっしゃいます。
来週は、もう一つよく教室で見られるお話を続けていきますね。
西鉄春日原駅、IR春日駅近くで
大人のピアノ初心者の方に向けたレッスンをしています。
「楽譜が読めないけれど弾いてみたい。
そんな方も安心して始められる教室です。」
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