長く暑さが厳しかった夏も、少しずつ和らいできた今日この頃。
蒸し暑さから解放され、過ごしやすさを感じるようになりました。
暦の上では、もうすっかり秋ですが、
やっと秋を楽しめる気候になってきましたね。
近所をウォーキングしていると、ふんわりと金木犀の香りが漂ってきます。
「ああ秋なんだな…」
そんなことを感じながら歩いています。
先日、お友だちが出演する吹奏楽のコンサートに行ってきました。
福岡市民芸術祭に参加するイベントだそうです。
そうかそうか!芸術の秋だ!
昨年も伺ったコンサートなのですが、
今回出だしの音を聴いて、ビックリしました。
何とパワーアップしているのです。
会場を包む音が、昨年よりも大きく、迫力を増しているように感じました。
「うわあ、音が気持ちいい~!」
一瞬で吹奏楽の世界に入り込んでいきました。
ピアノ一台で奏でる音とはまた違う、
圧倒的な音量と迫力。
一つ一つの楽器の奏でる音が重なり合い、
何十もの楽器が一体となって生み出す響きの大きさに圧倒されました。
いつもは一人で音を奏でている私にとって、
さまざまな楽器の音と響きの渦の中を漂いながら楽しむことは、
ピアノとはまた違う、
普段なかなか味わえない体験です。
何十もの楽器の音が、指揮者のタクトのもと、
演奏者一人ひとりの演奏によって重なり合い、
ひとつの作品となっていく素晴らしさを感じます。
音全体のかたまりとして聴くこともできますし、
一つひとつの楽器の音を聴き分けてみたりするのも
なかなか面白いなぁと思います。
こんな体験ができるとは、
出かける前は思ってもいませんでした。
たまたま足を運んだ先で出会えた、思いがけない刺激。
外に出てみると、こんな素敵な経験が待っていたんですね。
目の前で奏でられる音を、
耳だけでなく、体全体で聴いているように思います。
体を流れる血液や体液が、そして骨までもが、
音の振動を感じているような感覚です。
CDやテレビ放送、動画などで聴く演奏とは違い、
演奏者のブレス(息つぎ)まで聴こえてくるような臨場感。
その場にいるからこそ味わえる感動です。
「まだまだ知らない曲ってあるなぁ…」
「音楽に包まれるっていいなぁ…」
そんなことを感じた豊かな時間でした。
みなさんは、
この秋どんな刺激を受けて感動されましたか?
短い秋をたくさん愉しめるといいなと思います。


