世界が熱狂したワールドカップサッカー⚽の試合を観ていると、
頂点を目指して選手たちが長い時間をかけて積み重ねてきただろう努力が、
一瞬のプレーに凝縮されている感動的なシーンがたくさんありました。
「何かの願いを実現したい」と思ったとき、
努力を続けることはもちろん大切です。
でも、そのためにはもう一つ、
自分が今どこにいるのかを知ることも必要なのではないでしょうか。
そんな中、自分の中にある言葉が、
森保一監督のある言葉にピンポ~ンと反応したのです。
「自分の現在位置を知る」
みなさんは、自分の現在位置をいつもどのように捉えられていますか?
仕事でも趣味でも、
何かしらの課題やこうなりたいというイメージを
持たれているのではないでしょうか?
以前の私は、保育士として、母として、妻として、娘として・・・
沢山の役割を持って忙しく生活している中で、
それぞれの役割や、やらなければならないこと、
こうなりたいという思いが、
自分の中にバラバラに存在しているような感覚がありました。
周りの人の言葉に影響されることも多く、
とても不安定な感じがありました。
もちろん課題やこうなりたいというイメージを持っていたのですが、
自分の現在位置を知る手段は、
自分の頭の中だけで考えることしかありませんでした。
そうなると考えは時々で動き、
自分の現在位置も曖昧なままでした。
始終頭を使って考え続けていて、
休まる暇もありませんでした。
ピアノ教室を始めるようになって、
運営のためにいろいろな仕事が生じてきました。
多方面の慣れない仕事や複雑な仕事をやり遂げていく中で、
頭で考える思考だけでは、
うまくいかない違和感を感じるようになってきました。
そこから私の手帳生活が、スタートしました。
始まりは、
「自分がどんな生活の流れや時間の使い方をしているんだろう?」
という疑問からでした。
”時間の効率化”や”それぞれの仕事の細分化”が目標でした。
そうはいっても、
手帳や日記を最後まで続けることも、
活用する習慣を身につけることも、
私にはなかなか難しいことでした。
試行錯誤を繰り返しながら、
数年続けてくると、自分にとって書くことや手帳を使う意味などが、
自分の中で少しずつ明確になってきました。
手帳に書かれた自分の行動や考えを眺めていると、
「今の私は、こういうところにいるんだな」と、
少しずつ自分の現在位置が見えてくるようになりました。
すると以前は、
「やらなければならないこと」に縛られて
「できないこと」や「足りないこと」にしか目が向かなかった私が、
「今の私はここにいる」と、
まず受け入れられるようになってきたのです。
そして、
現在位置が分かると、
次にどこへ向かえばよいのかも、少しずつ見えてきます。
PCの中やスマホに打つということもやってみましたが、
一番しっくりきたのが、手帳に手で書くことでした。
文字として、行動や考えが”見える化”されて、
自分の現在位置が明確になっていきましたし、
誰かに見せる手帳ではないので、
自分が感じたことや感情、愚痴すらも吐き出せて、
モヤモヤした心の中を交通整理をするような感じでした。
こうして自分の現在位置を知り、
今の自分を受け入れるということが、
自分の中に少しずつ根付いてくると、
客観的に自分を見られるようになり、
計画性も増して、
実現に向かっていくための原動力になっていきました。
最近は、オリジナルの手作り手帳を使って、
勉強や日々の暮らしの中で活用し、
必要な情報やアイデアをストックする場所つくり、
まとめや振り返りができるようになってきました。
手帳を書くようになって、
あれなんだっけ?と忘れてしまったことを
思い出せずに悩んだり、
分からなくなるストレスからも解放されて、
心地よく暮らせるようになってきました。
これは手帳を始めた当初には全く想像していなかった、
思いがけない効果でした。
手帳を書くことは、
未来の予定を管理するためだけのものではありませんでした。
今の自分がどこにいるのかを知り、
その自分を受け入れ、
そこからまた一歩進んでいく。
そんな時間を作ってくれるものになっています。
みなさんにとって、
「自分の現在位置を知る」ための方法は何でしょうか。
私自身ピアノの学びの中でも、問いを持ち続けることで、ある日ふと見えてきたものがありました。 その時のことを、こちらの記事に綴っています。よろしければ、クリックしてご覧ください。
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