朝晩の冷え込みは増してきましたが、日中はまだ穏やかで過ごしやすく感じる日が多いですね。
本格的な冬に向けて、少しずつ冬の準備や、少し気が早いですが新年を迎える準備を手帳を使って無理なく進めていきたいなと思います。
今年は、少し体重が増えてしまいました。今のうちからしっかり有酸素運動をしながら絞っていきたいなと思いますが、体調がまだ安定しないのでまずは整えていきたいものです。

今日のテーマの
『ピアノ先読みの術』
ですが、少しピアノを弾けるようになってきた方には、是非やってみて欲しいことなのです。

これは、私もレッスンを受ける中で、師匠から何度も言われてきたことでした。

ピアノを弾く時、ほぼみなさんが今弾いているその箇所の楽譜の音符を目で追いながら弾かれていると思います。
そうするとどういうことが起こっていると思いますか？
弾いている自分は、今という現在に留まったまま今見ている音符を作業的に弾いているだけです。
音符通りに鍵盤を打鍵しているということになります。
もっと簡単に言うと、音が出ているだけの状態です。

音楽を聴いて、心地よく感じたり癒されたりすると思います。
子どもたちは本能的に心地いいのが分かりますから、
先生のピアノを聴くと落ち着いたり、
のびのびと気持ちよさそうに歌います。
作業的に音が出ているだけでは、心地よく感じたり癒されたりはしません。
そこに流れ（音の波動）が入ってくると、状態は変化してきます。
今現在に留まって動かなかったただの音を動かすための最初の一歩が、

『ピアノ先読みの術！』です。

術・・・と聞くとどんなにか難しく困難なことなのかと思ってしまいがちだとは思いますが、
やることは簡単なのでご心配なく。
ただ、今弾いている曲の音符の一小節先、二～三音先、それも難しければ一音先を見て弾いていくことです。
自分がイメージする曲、自分が弾く時弾いているその少し先を見て弾いていく。
ねっ！簡単でしょう❤
慣れていないことですから、初めは一音先を見て弾くことから始めてみてください。
きっと今までとは違って音が変化してくると思います。

～ピアノ先読みの術をやって得られるいいこと効果～
１．細切れに出ていた音がつながり始め、音の流れを作り始めます。
２．次に何を弾くかが見えていくわけですから、次の音への準備ができます。
３．慌てずに焦らずに、音を落ち着いて丁寧に弾くことができるので間違いが減ります。
４．子どもたちが、楽しんで歌をうたえるようになります。

とここまでは、ピアノについての先読み術についてお話しました。
それだけでは、終わりませんよ（笑）
これってピアノにだけ言えることではなく、自分軸をつくる毎日にも言えることなのです。


『毎日先読み術のススメ』

今度は、自分の未来を先読みして実現させていく術です。
最近色々な手帳術を見て実験を繰り返している私ですが、ある手帳術を見ていると
”半日先の自分を予測して、どんな未来にしたいかを手帳に日記を書く”
という一文を見つけて
「うわっ！これってピアノの先読みと一緒だ！！」と驚きました。

書き方は、実現を願う未来形で書くのではなく実現させた過去形で書くのがポイント☆
今日するタスクを例えば・・・

●ピアノを練習したい。　
↓　
〇練習していると、自分のピアノで楽しそうに歌う子どもたちの顔が浮かんできた。

●部屋を片付けたい。
↓
〇きれいに片付いた部屋で、リラックスできて満たされた。

こんな風に、実現した時に味わいたい感情や感覚を想像して入れるのがコツです。
手帳に3行日記のような感じで、または携帯のメモ機能の中に前日の夜か朝一番に書いたり入れたりしてみましょう！
もちろん、ただじっと待っているのではなく実現できるような自分の行動が必要ですが・・・(笑)

夢を叶える、幸せな未来を手にする行動って、日常レベルでは行動するのがなかなか難しく実感を持てないと感じる方もいるかと思います。
ならば、まずはピアノの先読み術からスタートしてみるのもアリです！
ピアノでは、次々と弾いていくので半日待たずとも結果が出ていきます。
おまけに、急な展開や苦手な所も余裕を持ちながら向かうことができます。
ピアノと日々の過ごし方全く違う分野ではありますが、
自然界の物事の理（ことわり）は、すべて同じだからです。
みなさんは、夢を叶えるため幸せな未来を手にするために何から始めてみようと思われますか？