こころビタミンチャージの読書📘

今週に入って福岡は、一気に冬モードにチェンジしてきています。私の住んでいる北部福岡は、冬になると北風が強くなってきます。先週までは心地よかった風も今日は、「冷たい風になってきた!」と冬を感じました。気温差があるので、体調管理は難しいですね。どうぞみなさんもご自愛くださいね。
昨日は、博多駅の方に用事があって出かけたのですが毎年恒例の駅前の光の広場のイルミネーションが灯り、ライブやクリスマスマーケットで賑わっていました。青色メインのイルミネーションで、少しずつ毎年違う飾りつけを探すのも楽しみです。

『光の街・博多』
博多駅前イルミネーション(11/1~12/25)

最近毎日があっという間に過ぎ去っていく感がありませんか?
それだけやりたいことが多くなっている!?タスクが増えてる!?
これはこれでありがたいことではあるのですが、なかなかゆっくり読書の時間を取れないのが悩みです。
30分くらいでは物足りず、1時間・・・たった1時間なのにそれがなかなか難しい・・・
私にとって読書は、その本が創り出す世界観に浸って楽しめるのが癒しになったり、新しい知識や考え方に刺激を受けたり何かしらのアイデアに繋がるきっかけになるのですが、つい後回しになってしまいます。

”時間が取れない時” は、もれなくタスクやスケジュールに追われていて余裕のない時とも言えます。
その中で、ちょっぴりホッとしたい!こころのビタミンが欲しい!という時にする読書法とおススメの本をご紹介しようと思います。

おススメの本は、河合隼雄先生の『こころの処方箋』です。
この本は、小学校6年生の国語の教科書にも載ったことがあるくらいの分かりやすくて親しみやすく、力が抜けてこころがポッと温かくなる本だと思います。
河合隼雄先生は、もうお亡くなりになりましたが日本におけるユング心理学派の第1人者で京都大学名誉教授でした。心理学系に興味があればご存じの方も多いと思います。

さて、この『こころの処方箋』には、一つのテーマについて4ページのエッセイが55綴られています。
一つのテーマについて、私であれば2,3分もあれば読み終わる長さです。もう何度も読み返している本なので、今はちょっと変わった読み方をしています。時間がない時なりの”こころビタミンチャージ法”です。
本を手に持ち、左手でパッと開いたページを読むようにします。
それが不思議と今自分の心の中で引っかかっていることであったりするので、ビックリします。左手は潜在意識とつながっていると聞いたことがあることもあって、誰だったかに今必要な所を開かさせられてるんだよと言われたのもあって、何の根拠もないですがそうして楽しみながら読んでいます。

今日このブログ書きながら開いたページは、
『やりたいことは、まずやってみる』

せっかくなのでご紹介すると・・・

人は何かやりたいと思っていても、なかなかそれができない。
「しかし」という条件が心の中に生じてきて、のびのびになって日が経ってしまったり、意欲が薄れてしまう。あるいはずっと思いながら死を迎えてしまうこともある。
・・・「しかし」の後に続く言葉は、
「その前にしておかねばならないことがある。」
「~したいが、時間がない」
「やりたいことがあるが、もう遅い」
とやらないことを正当化する、あるいは自分を諦めさせるために言い聞かせる真っ当だと思える自分都合の理由だと、これをやったことのある私たちはきっと分かっていますね。 
その背景に、新しいことにワクワクすることが不安に感じたり、上手くできなかったりするかもしれないと気に病んだり、日々湧きおこってくる心の中の摩擦や葛藤のためにエネルギーを消耗して疲れが出てしまっていることに気づかずに諦めてしまっているのではないでしょうか。
でも、「やりたいと思うことには意味がある。」
・・・それをはじめたために若返ってきたり、思いがけない発見や新たな能力が引き出されてくるという予想外の結果を手にすることもあると思うと、先生がおっしゃるように、ともかくまずやってみる。やってみないと物事はわからないし、それにダメもとでとにかく1回やってみると思うことで気楽にはじめる、一歩踏み出すことに勇気を持てるんじゃないかなぁと思います。


あなたのやりたくてなかなかできないことって何ですか?
それを思い切って、一歩踏み出してやってみませんか?
今日開いたエッセイですが、最初はそうだよな~と思いながらこのブログを書いていました。
書いているうちに、やってみたいと思いながらもやれていないこと・・・
私にも心当たりがありました💦
このエッセイに勇気をもらって、私も一歩踏み出そうと思います❣

寒くなってくると暖かい光を浴びるとホッとします。
朝の光には、良し!頑張ろう!という元気ももらえます。