お気に入りの絵本📙を活かす保育の楽しみ方

9月に入り少し朝晩が涼しく感じられるようになってきましたね。
今年は暑さが厳しく、10月まで高温傾向であると聞きましたが・・・
山では日中 蝉のツクツクボウシが元気に大合唱しています。
周囲には、秋の七草にもある野生の萩の花があちこちに見られるようになってきました。
暑いですが、季節は進んでいます。
そろそろ保育園や幼稚園は、運動会の練習が始まってきていますね。
暑い中ですから、先生方も水分補給して気をつけながら進めてくださいね。

アレチヌスビトハギ:
小さなピンクの花が、
川沿いの土手一面に咲いています。

4月から早いもので半年・・・もう1年のうちの半分が経っていますね。
毎日子どもたちと目と目を合わせ、笑ったり泣いたり楽しい日々の中で、
子どもたちと先生方との関係もグッと距離が近づいてきている頃だと思います。
さて唐突ですが、

みなさんのクラスの
子どもたちのお気に入りの本や絵本は、何ですか?


私は、絵本の中にある世界のワクワクやドキドキ、
作家さんの個性的で意図的な面白いを発見したり、
ファンタジーな空想の世界にひたったり、
お話のほんわりと温かい世界を心地よく感じます。
クラスの子どもたちとも、
こんな経験を一緒に共有したいと思って、
面白いと思った絵本を見つけては、いっしょに楽しみました。
自分が面白いと思った本を
実際にクラスで読んでみて、子どもたちの表情を見ていると・・・
みなさんも経験あると思いますが、
「あ~今日のは、違ったなぁ💦」って思う日もあれば、
「ねねっ!そうでしょ!これ面白いよね❣」と思う日もあります。
クラスの子ども達は、年によって好みも色々なんですよね。
同じ年齢のクラスを続けて持ったとしても、
昨年すごく喜んでいた絵本が、次の年は全然喜ばないってこともあります。
子どもたちが、ニコニコ笑って食い入るように見入る本を見つけた時は、
宝物を探し当てたみたいに嬉しかったことを思い出します。
そんな毎日の積み重ねの中で、
クラスの子どもたちと紡ぎあげていくように、
1冊1冊が、そのクラスの宝物になっていくんだと思うんです。
園の絵本庫の中だけでなく、図書館や新刊の絵本、先輩の先生のおススメなど
違う視点を入れたりするのも先生方自身の絵本の世界を広げてくれると思います。

センニンソウ(仙人草):
日本やの中国に自生する原種のクレマチスだそうです。
初めて見て綺麗だなぁと思って写真を撮りました。
種の形が白いひげを生やした仙人を連想
させることから名づけられたそうです。

運動会に向けての準備が始まって忙しくなっている時期なんですが、
先生方にはこの時期に、
次にやってくる発表会への構想を
そろそろ ぼんやりとでも持っていて欲しい時期でもあります。
その時に自分がクラスで読んできた絵本の中で、
子どもたちが喜び、繰り返して読んで欲しがった本はなんだったかな?
って考えてみてください。
もしもそんな本があれば、是非 劇遊びや劇に発展させていってください!
繰り返し読んだ本は、自然とお話の筋が頭に入っていますから、
セリフを覚えるのも容易です。
読み込んでいるから、少しお話を膨らませたり、登場人物を加える事だって容易です。
子どもたちと一緒に一つのお話を題材にして、
あなたと子どもたちが創り上げる
どこにもないオリジナルの楽しい劇が生まれるチャンスです。

《 読んでいる絵本から劇遊びに発展させるポイントは大きく5つ 》
①舞台をイメージしてどんな背景にするか、
メインの大道具、衣装を着けた子どもたちの姿
など
頭に思い浮かべば、実現可能です!
②台本を書いてみましょう!
・・・お話をセリフとナレーションに落としていきます。
③台本の役にクラスの子どもの人数を割り振ってみましょう!
④登場する時や移動する時に使えるクラスでうたった歌や
効果音を考えてみましょう!


ここまで出てきたら、
後は日常の保育の中に落とし込んでいきます。
例えばですが、
「うんとこしょ」や「まだまだおなかは ぺっこぺこ」
などのお話の中で繰り返し使われている言葉があれば、
⑤保育の中に取り入れて小さな劇ごっこから始めてみましょう!
やり取りを楽しみながら、
子どもたちの興味や関心がグッと深まってきます。

今から少しずつ構想を温めておくと、
発表会モードへの移行がスムーズに進みます。
私の教室に来られている先生もレッスンの中で、
上にあげた
台本を書いてみよう!を進んで、
同時に
登場や移動に使える歌、効果音を考えてみよう!の段階にいます。
一緒に考えながら余裕をもって進めていくので、
確実に一つひとつが出来上がっていっています。
子どもたちと共同制作で、どんなオリジナル劇ができるか楽しみですね!

水辺で珍しい生物を見つけました!:
黄色の花は水生植物のコウホネ(河骨)と
黒いトンボのハグロトンボです。
福岡県では、コウホネは絶滅危惧植物、
ハグロトンボは生育環境の減少が指摘されています。
細々でも生育環境が守られ種を繋いでいけるように、
大事に見守っていきたいと思います。