大人のピアノレッスン|始まる前の静かな時間にある大切な意味🍃

レッスンが始まる前、
ほんの少しの静かな時間があります。
その時間は、とても短いものですが、
実は大切な意味を持っているように感じています。

今日は、その静かな時間について、
少しお話ししてみたいと思います。


レッスンの前、
練習をされている音が、ふと漏れ聴こえてくることがあります。
レッスン室のドアを開けて、
ほんの少しの時間の他愛ない会話。
その方の表情や声のトーンを感じながら、
大人の方のレッスンでは、
「今日はどこまで弾けるか」よりも
「今日はどんな気持ちでピアノに向かえるか」を
大切にしています。

すぐに楽譜を開くことは、あまりありません。
『今日は、どんな気分ですか?』
『昨日までどんな感じでしたか?』
とあえて伺ってみます。
話していくうちに、
少しだけ高かった声のトーンがやわらぎ、
肩の力がふっと抜けていきます。
ほんの少し、呼吸が落ち着く時間に。
仕事帰りのままであったり、
日々の忙しさから離れた心が、
ゆっくりと音の方へ向かっていく時間に。
その静かな移り変わりを、
お隣に座ってただ感じています。


それは、上手くなるための前に、
音がその人らしく響くための準備の時間。
音は、心のどこにその方がいるかで、ずいぶん変わるからです。
そこからご自分しか味わえない特別な時間が始まります。

『さあ、始めましょうか?』
の言葉の後、
ご自分の音の世界の扉を開けて、
音が紡がれていく時間が、始まります。
自分が出したい音を探ったり、
音や指遣いを確認しながら、
無心になって何度もトライを繰り返しながら進んでいくうちに、
何かを発見されることもあります。
お隣に座っていると、
その方がどこに向かっているか、
熱い想いが伝わってきたりもします。
私もそこに心のベクトルを重ねて、進んでいきます。

そんな時間は、毎回おなじではありません。
毎回、音の表情や流れは違っていて、
一期一会なんだと思います。

今日もまた、音の世界がひらいていきます。
そのお隣で、そっと耳を澄ませながら。


「私でも大丈夫かな…」と感じている方には、
こちらの記事でも少し触れていますので、よろしければご覧ください。
『私でも大丈夫かな?』と迷っているあなたへ。はじめの一歩の話🍀

音符が読めない不安や戸惑いについて、レッスンの中で感じていることを綴っています。
大人のピアノ初心者|「楽譜が読めない…」と感じている方へ🎼

また、練習について不安を感じている方には、
こちらの記事も参考になるかもしれません。
大人おピアノ初心者|「練習できていません…」その心の荷物をそっと置いてみる



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大人のピアノ初心者の方に向けたレッスンをしています。
「楽譜が読めないけれど弾いてみたい。
そんな方も安心して始められる教室です。」


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