真冬の寒気に日本列島は覆われているようですが、いかがお過ごしですか?
今年の紅葉は、赤くなる前に枯れて散ってしまうのではないかと思われましたが、ここ数日でグッと進んで真冬の気温なのに、いい色に変化してきていますね🍁
黄色や赤色に変化した風景を見ていると、きれいだなぁ~と思ってついカメラを構えてしまいます。

さてさて、今日の本題に話を移しましょう!
『習慣化したいこと』
あなたにはありますか?
新しいことを始めたけれど、なかなか続かない・・・という時は、
あなたの心の中の状態は、ネガティブ傾向、ポジティブ傾向のどちらにかたむいていますか?
◇ポジティブ傾向な場合、
・こなしたい割と大きめのタスクを他にいくつか抱えている
・大きくはないけれど、沢山のタスクがある
・毎日起こるいろいろに追われている
◇ネガティブ傾向な場合、
・行動に関して難しいなどの苦手意識を持っている
・行動するのが億劫だったり、嫌だなぁと感じている
・できないのではないかと心の片隅で思っている
大まかにこのような状況や理由で、行動のスイッチが押しにくくなっているのではないでしょうか?
客観的に見てみて、
◇ポジティブ傾向なのにできない場合
↓
物理的に多くのタスクがある、またそれを整理されていない
||
忙し過ぎて出来ない
◇ネガティブ傾向でできない場合
↓
心理的な理由を持っているため、踏み出しにくい
||
心のモチベーションを保てずに出来ない
のような状況が見えてきます。
習慣化しにくい理由が、物理面と精神面の2つのタイプがあることが分かりますね。
物理面だけが理由になることもあれば、精神面だけが理由になることもあるし、
物理面・精神面両方共が理由になることもあります。
お一人お一人の状況によって、変わってきます。
そのどちらにも共通して言える
その行動が習慣化した時に、そこにいる未来の自分のイメージを持てるか!?
がとても重要になってきます。
『未来のイメージ = 目標、 なりたい姿』 です。
もっと言えば、
『未来の自分を先読みをして、そうなりたいと強く想い願っていますか?』 です。
先読みについては、ピアノの先読み術🎹の回でもお話させていただきましたが、
未来の自分はこうなるんだ!これを実現させている!と心に決めることです。
心が決まると、次にその未来を手に入れるために「何をする」という行動が決まります。
必要な行動を一つ一つ実現させていくと、ふと気がつくと想い願った未来を手にしていたという現象が起こるようになります。
昭和生まれの私は、つい気合や根性で!と思ってしまいがちです。(笑)
気合や根性では、難しいことならなおさら辛いばかりで心が折れてしまうこともあります。

ここで使いたいのが、脳の仕組みです。
文字や表で見える化して、客観的に判断しながら進めるのです❣
手帳術の中では ”ハビットトラッカー” という表を使います。
誰にも見られない自分の手帳の中で管理しながら、モチベーションを持続させるのに効果的なツールです。
”ハビットトラッカー”ってどんなものかといえば、
カレンダーにチェックを入れたり、シールやスタンプをするスタイル。
例えば、保育園や幼稚園で出席したらシールを貼る出席ノート。出席という行動習慣が続いているのを確認することが出来ますね。
全面がカレンダーになっているもの、暦を横一列または縦一列にとって、数か月単位で見える化していくものもあります。
自分が使いやすい様式を使うことが一番です!

仕事の進捗状況を把握するガントチャートとハビットトラッカーを合体させたもの
左下:普通のスケジュール帳(マンスリー)
(余っている手帳などを活用して、チェックだけでなくその日の状態や思ったことまで書き込めます!)
右下:縦に日付、横に月を取り1年分を把握できる表
(「ねこねこさんのノート習慣」MdNコーポレーションの購入特典をダウンロードしたもの)
ハビットトラッカーの中に、できた時にチェックを入れていくのですが、
その中に必ず加えて欲しいものがあります。
☆1.習慣化した後に描く未来の自分の姿
☆2.月単位の小目標
☆3.月半ばの途中の振り返り
☆4.月単位の反省・振り返り
を使って客観的に見ながら、振り返り次の行動をどうすれば目標に近づくかを考えながら進めていきます。
日々の進捗やその時思ったことを書き加えられると更に自分の中に定着しやすいと思います。その場合チェックだけを入れる表よりもカレンダー形式に書き込んでいく方がパッと見て分かりやすく、管理しやすいと思います。カレンダーは、セリアやダイソーなどにノートに貼れるカレンダーシールも売っていますし、モチベが上がるノートやお気に入りのノートもいいですね!表は、シールでも手書きでもいいですし、手帳によっては付録でついているものもありますよ!スタンプやシールをつかうのもモチベアップにつながる場合もありますね!
こうすると一歩一歩、確実に目標に近づいていけるのです。
これを自分の手帳やノートでします。
自分の手帳やノートなら他の人の目に触れることはありません。
あえて誰かに見てもらいながら自分にプレッシャーをかける方がいい場合は、表を見てもらえるように貼りだすこともありです。
物理的に忙しすぎる場合、ハビットトラッカーにやらないといけない他のタスクも一緒に書き出して、各々どのくらいの時間が必要かや優先順位も考慮して活動の時間のバランスを取り一日のスケジューリングすることも可能です。
たとえば、『ピアノで♪お気に入りの曲を弾けるようになる❣』という目標を立ててみましょう。
ハビットラッカーに練習できた時は印を入れながら、目標や行動の立て方を考えていきましょう。
☆1.習慣化した後に描く未来の自分の姿
「どんな未来?どうなっていたいですか?」
・・・大好きな曲を弾いて、穏やかに癒されている自分がいて、明日の活力をもらっている自分がいる。
↓
☆2.月単位の小目標
「その描いた未来に繋がるには、何から始めますか?」
・・・まずは、右手のメロディーをすらすらと弾けるように練習する。毎日10分弾いてみる。
↓
☆3.月半ばの途中の振り返り
「途中の進捗状況はどうですか?」
・・・右手のメロディーはかなりすらすら弾けるようになった。左手の伴奏部分を弾けるように練習する。
↓
☆4.月単位の反省・振り返り
”月の終わりの反省をし、次月の方向性を決める。”
・・・左手の伴奏部分も少しずつ慣れてきている。短いフレーズの単位で、両手で確認しながら進める。苦手な箇所や指使いは繰り返し練習する。
↓
☆5.適時振り返りを行い、次の行動を決めていく。上手くいかない時は、前の段階に戻って安定するように指に馴染ませていく。焦らず後戻りすることも良しとする。
いかがですか?
私がこのハビットトラッカーを使ってみて思ったのは、子どもじゃないんだからと最初思っていたのですが・・・
意外とそうじゃなくて、チェックするのと一緒に自分が感じたことや思ったことを日記のように書いていくと本当に客観的に見れて、
『自分の現在位置を確認することが出来た!』
という実感がありました。
また、『ちゃんと確実に前進んでいる!』
と確認することも出来ました。
『 ハビットトラッカー + 先読みの術 』
の合わせ技は、きっとモチベーションを維持しながら一歩一歩進むことが出来ると思います。
一人で悩まないことも大事です。周りを見渡してみると意外とよく知っている人が近くにいる場合もあります。何かヒントになるアドバイスをもらえるかもしれません。勇気を出して聞いてみると新しい出会いになることもありますね。
簡単なことからでも構いません。
やりたいことのうちのまず一つ、あなたもチャレンジのスイッチ押してみませんか!?


