先週の20日に、春分の日を迎えました。
太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ等しくなる春分。
春の折り返し点でもあります。
日本では「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」で国民の休日になっています。

寒の戻りが多かった今年は、いつもより長く
お花を楽しめます❤
春分の日を境にまた気候は、夏日になったりして一気に気温が上昇しました。
そうなると花粉の飛散も多くなってきます。
今年は例年になく花粉の飛散量が多いと言われています。
ここ数年全く花粉症がなくなっていた私ですが・・・
なんとなんと・・・再発しました!
花粉症は、アレルギー疾患になります。
そして、アレルギーは個人の体質です。
アレルギー体質が、なくなることはありません。
体質改善をずっと試みていた私です。
ここ5年程上手にコントロールできていたのですが、
ちょっとした要因で再発するということが明らかになりましたね💦
今回大きなトリガーになったのは、体の冷えでした。
加えて、砂糖と小麦や脂質のバランスが崩れてしまった食生活もベースにあります。
アレルギーという体質は、自分の中にずっとあり続けるのです。
そのバランスが崩れてしまうと治ったかのように見えていたものが、覚醒するんですね!
後悔先に立たず・・・ホントです。
花粉症といっても、大きく分けて3タイプの症状があります。
先日東洋医学の講座で学んだのは、
①サラサラした鼻水とくしゃみは、 ”寒湿” タイプ
・・・体の冷えと水はけの悪さから起こってきます。
②粘りのある鼻水や鼻づまりは、 ”湿熱” タイプ
・・・体の炎症から熱を持っていることで起こります。
③目のかゆみと赤みは、 ”燥邪” タイプ
・・・体の潤い不足で余分な熱を持つことから起こってきます。
<対処のポイント>
①サラサラした鼻水とくしゃみ
・・・体を温めるのがポイント
②粘りのある鼻水や鼻づまり
・・・脂もの、甘いものを控えるのがポイント
③目のかゆみと赤み
・・・体の内外ともに潤いを与える、保湿がポイント
※症状がひどい時は、食べ物では脂もの・甘いもの・乳製品・辛いものは控えて、
睡眠不足やストレスのかかることを減らしていくのが、どのタイプの場合も大事です。
まだ今はスギ花粉ですが、徐々にヒノキ花粉に変わってきます。
あと1か月くらいは落ち着かないと思うので、漢方薬と食生活などに気をつけながら過ごしていきたいと思います。
久し振りの花粉症ですが、ホントにツラいですね💦
症状でツラいみなさんもどうぞお大事なさってくださいね❣

先日の柳川ゆるり旅ですが、柳川といえば ”美しいさげもん飾り” をどうしてもご紹介したかったんです!
女の子が生まれると段飾りとさげもん飾りでお祝いするのだそうです。
女の子の初節句は柳川ではとても豪華にするそうです。
確かに段飾りのお雛様、立派でした!
幾つもさげもん飾りがその周りに下げられていて、とても華やかです!
柳川で初節句に 「さげもん飾り」 を贈る風習は、江戸時代末期頃始まったそうです。
女の子の赤ちゃんが、元気で丈夫にそして一生幸せに育って欲しいという願いを込めて、祖母や母親、親せきや友人が、着物のはぎれや布団の残り布を使って様々な縁起物を作って贈ったそうです。
飾り物は、7本の糸に7個ずつ中央に2個のまりを合わせて51個取り付けられていて、始終苦労(四十九)しないように、また人生五十年よりも長生きできるようにという願いを込めて、五十に1個多い五十一の飾り物をつるしたそうです。
当時は、人生50年の時代だったんですね。
秋にある七五三の行事も医療が今のようには進んでいなかった時代に、なかなか子どもが元気に成長するのが難しく節目である三歳、五歳、七歳を迎えることが出来たことをお祝いする行事だったと聞きます。
子どもたちへの思いや願いが沢山込められていたんだと思います。
「さげもん」の飾り物一つ一つに「幸福」「健康」「長寿」の象徴的なことや願いが込められていますのでご紹介しますね。
這い人形
・・・ハイハイするようになった親の喜びと子どもの豊かな成長を願う
三番叟(さんばそう)
・・・祝いの席の能舞
ひよこ・・・かわいらしさ、あどけなさ
鳩/カナリア・・・幸せと平和、美しい歌声
桜・・・皆を楽しませ、かわいく育つように
梅・・・寒さに耐え、春に先駆けて咲くように
海老・・・年老いて腰が曲がってもなお元気ですごせるように
せみ・・・泣く子は育つ、土の中に何年もいることから辛抱強さ
蝶・・・サナギから蝶になるようにきれいに着飾らせて嫁に出したい親心
金魚・・・優雅さ、美しく品のある女性に
宝袋・・・心が豊かになるように
おかめ・・・愛嬌美人に
ねずみ・・・金運、子沢山
うさぎ・・・大人しく愛らしい、元気に雪山を遊びまわって欲しい
サル・・・子どもを大事にする、元気に遊びまわる
雄鶏・雌鶏・・・早起きで、つがいで仲良く卵を温め育てることから、子育てに励む勤勉な母に
鶴亀・・・長寿
唐辛子・・・娘に悪い虫がつかないように
桃の実・・・多産、女の子の厄払い
桔梗・・・物静かで上品に
ひょうたん・・・無病息災
苺・・・赤色が厄除けと魔除け
この色鮮やかで暖かい雰囲気の柳川雛祭りを楽しんでもらおうと観光施設や店舗に「さげもん」を飾り付けたのが、「さげもんめぐり」の始まりだそうです。
街中のあちらこちらに「さげもん」が飾られ、私たちの目を楽しませてくれています。
2月11日(火)~4月3日(木)までの期間中、色々なイベントも開催されているようです。
最終日の4月3日は旧暦の雛祭りなので、流し雛のイベントがあるようですよ!
また水郷柳川ゆるり旅のサイトでは、様々な観光プログラムが企画されていますので、参加してみるのも楽しいかもしれません。私のブログのゆるり旅①もそちらのプログラムに参加したものです。
気候も良くなってお出かけには丁度良くなってきていますね!
どこか違う街でいつもとは違った空気を吸い、
何か発見するような心ときめく経験ができるといいですね🍀


